つぃきぃ ぬ かいしゃ や とぅかみぃーか つぃきぃ やしが
月 の 美しい のは 十日三日 月 だけど
(月の美しいのは十三夜である)
みやらび かいしゃ や じゅうしちはち ぐる
女性の 美しい のは 十七才 頃
(女性の美しいのは十七・八歳頃である)
「月見で一番美しいのは十三夜のように、女性が一番美しい時期は十七・八歳頃です」
|
つぃくぃ とぅ てぃだとぅや ゆぬ みつぃ とぅりょうる
月 と 太陽とは 同じ 道 通る
(月と太陽は同じ道を通る)
とぅばらーま くくるん ぴとぅみつぃ あり たぼり
貴方 心 一筋 あって ください
(あなたの心も一筋であってください)
「月と太陽が同じ道を通るように、あなたの気持ちも私に対して一筋であってください」 |
すみてぃ すみらば ぱな ぬ くんずみ
染めて 染めたら 花 の 紺染め
(染めて染められたら、花の紺染め)
あさずみ や ゆるし たぼり
浅染め は ゆるして ください
(浅染めは、許してください)
「愛し愛されて、恋仲になったからには、藍の紺染めの様に深く愛してください。遊びの恋だったら、私はいやです」 |
ゆすみー かくれー おーる ゆー や
よそ目 隠れ 来る 夜 は
(他人の目を忍んで来られる夜は)
ふたがらんま んが ふふぁ かけー ぬり おーり
二頭の馬 に 鞍 かけて 乗って いらしゃい
(妊娠中の馬(妊娠中の馬はゆっくりと歩くので)に鞍をかけて乗って来てください) |
つぃきぃ ゆ みゅーば むかしぃ ぬ つぃきぃ やそんが
月 を 見れば 昔 の 月 であるが
(月を見上げればいつもと変わらぬ昔の月なのに)
かーりいく す や やしぃんざ ぬ くくる
変わっていく の は 無情な奴 の 心
(変わっていくのは無情な人の心である) |
参考文献
八重山民謡誌・八重山歴史・八重山民俗誌八重山古謡(喜舎場永c薯)
とぅばらーま歌集(石垣市文化協会) |
|